Case 04
観光気分を阻害せず、感染症対策を訴求
鎌倉小町商店会 様
フラッグデザイン、イラストディレクション
鎌倉小町商店会 様[神奈川県・鎌倉市]
小町通りは鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮の南西角まで、若宮大路の西側に並行する北行き一方通行の道になる通り。店舗数約250店の商店街を形成しており、それらを支えているのが鎌倉小町商店会様です。地元客向けの日用品販売店のほか、観光客を対象とした土産物店や飲食店が軒を連ね、鶴岡八幡宮の参詣客や修学旅行生でにぎわっています。
古都の雰囲気を損なわないデザインに。
鎌倉市の小町通り商店街のフラッグをデザインさせていただきました。既存デザインのロゴマークは活かし、感染症対策を促進するフラッグにしたいとのご依頼でした。
鎌倉の感染症対策ポスターのイラストを手掛けていた横山寛多さんのイラストを使いたいとのこと。小町通りは若い女性のお客様が多いとのことで、静御前がメインモチーフに。裏面は八幡様へ通じる道をイメージするイラストを配しました。イラストはモノクロの線画でしたが、八幡様への参道にふさわしい色合いに着色。静御前は春の「鎌倉祭り」で「静の舞」が毎年鶴岡八幡宮に奉納されることから、マスクはピンクの桜柄に。古都の落ち着いた雰囲気を感じさせつつ、若い女性を意識したデザインを心がけました。
表裏で異なるデザインを制作。コピーは見やすい大きさにして、イラストとのバランスを検証しました。デザインする上では、画面上だけではなく、実際掲示される原寸大の大きさで何度も検証しています。
多くの方に想いが届くように。
弊社では紙媒体やWEBなどのデジタル媒体、今回のようなフラッグ、大きい看板など幅広く制作を行なっております。デザインする媒体や物は違えど、デザインの考え、根底は一緒です。想いが届くように、誰に何をどのように伝えていくかを一緒になって考え、見た目だけではないデザインに取り組んでいきます。